ヒオドシチョウ

Nymphalis xanthomelas



1. 京都府綴喜郡 2023/6/3 12:17 ♂ 交 (採)

2. 京都府綴喜郡 2016/6/6 9:36 ♀ 交 (採)

 重厚感のある見栄えがこの蝶の魅力のひとつ。 南西諸島を除いて全国的に見られる。



3. 京都府綴喜郡 2016/6/6 9:32 ♀ 交 (採)

 地元近隣の山地では、ウツギの咲く頃から新鮮個体が見られた後、盛夏以降は休眠に入るようで姿を見かけなくなる。 そして翌春、翅の傷んだ越冬個体が再び姿を現す。



4. 岡山県苫田郡 2021/7/1 7:53 ♂ 交 (採)

 早朝、葉上で翅を広げていた♂。



5. 兵庫県豊岡市 2018/6/7 15:19

 翅裏は枯葉や樹皮と紛らわしい斑紋をしている。



6. 奈良県吉野郡 2021/5/25 14:56 ♂ 交 (採)

7. 奈良県吉野郡 2021/5/25 12:34


8. 兵庫県豊岡市 2015/6/10 7:51

9. 京都府亀岡市 2007/6/27 13:25  樹液を吸汁中の個体。


10. 兵庫県豊岡市 2015/6/15 8:34

 そういえば、長年この蝶の名を呼びながら、ヒオドシの意味を考えたことがなかった。 火脅し?? 国語辞典を開いてみると、『緋縅(ひおどし)』・・緋色(ひいろ)の革紐や組糸を使って、よろいの札(さね)をつづったもの・・らしい。 そうイメージしながらこの蝶の写真を改めて見てみると、とても格好いい蝶だと思えてくる。


~ 補足データ ~

● 同一個体 ・・・・・ 写真2・3
● ♂♀判別点 ・・・ 交→交尾器


~ 主な撮影記録 ~
福井県南条郡2003/4/312:09地面で開翅
岡山県苫田郡2005/7/1012:03葉上で開翅
岡山県新見市2006/6/149:06吸蜜でウツギ
京都府亀岡市2007/6/2713:25樹液を吸汁
岡山県新見市2011/6/1713:33葉上で開翅
兵庫県豊岡市2015/6/107:51葉上で開翅
兵庫県豊岡市2015/6/158:34樹幹で開翅
京都府綴喜郡2016/5/3113:11吸蜜:ウツギ
京都府綴喜郡2016/6/69:36吸蜜:ウツギ
兵庫県豊岡市2018/6/715:19樹幹で閉翅
奈良県吉野郡2021/5/2512:34吸蜜:ウツギ
岡山県苫田郡2021/7/17:53葉上で開翅
京都府綴喜郡2023/6/114:37吸蜜:ウツギ
京都府綴喜郡2023/6/312:17吸蜜:ウツギ
など

次の種類 ( キベリタテハ ) へ進む →
← 前の種類 ( エルタテハ ) へ戻る
タテハチョウ科(1)の一覧へ戻る