前種アカシジミに似ているが、本種はカシワのみを食樹としていて、カシワアカシジミとも呼ばれる。 北海道から東北北部にかけて、そして福島県と広島県の一部に離れた生息地がある。
アカシジミと見比べると翅裏が黄褐色を帯びるなど、いくつか区別点がある。 ただし斑紋には多少の変異があるので、部分的にはアカシジミとの区別が難しい場合も多い。
アカシジミと同じく翅裏の白条の位置や形にはそれぞれ個体差がある。
海からの強風が吹きつける中、海岸のカシワ林の低木に潜り産卵行動を続けていた♀。
冠高原の個体群は別亜種とされ、アカシジミに近い色合いをしている。 この写真も、撮った時点では本種かどうか自信が持てなかった。
● 同一個体 ・・・ 写真1・2 写真7・8
● ♂♀判別点 ・・・ 交→交尾器、産→産卵
広島県佐伯郡 | 2003/6/25 | 7:00 | ♂ | 葉上で閉翅 |
青森県つがる市 | 2022/6/28 | 14:11 | ♀ | 産卵 |
青森県つがる市 | 2022/6/29 | 9:55 | ♂ | 葉上で閉翅 |
青森県つがる市 | 2022/6/30 | 11:15 | 飛翔 | |
など |