前種フジミドリシジミと同じく、青みが強い色合いが本種の特徴のひとつ。 地元近隣の雑木林にもナラガシワがあって本種が生息していたため、ミドリシジミと付く中では一番身近に感じる蝶。 全国的には北海道から九州にかけてやや局地的な分布となっている。
その名のとおり、翅裏が白いのも特徴的。
主に夕方に活発に飛ぶが、樹上で活動するため撮影するのは難しい。 下に降りている個体が、朝日が当たり始めるのに合わせて開翅する時が翅表を撮るチャンス。 この日は朝から曇っており、昼前に明るくなった時に開翅した。
♀の翅表は褐色主体で地味な印象。 これは本種以降、オオミドリシジミ属7種にほぼ共通している。
食樹ナラガシワの葉上に止まる♀。
♀の翅裏は♂に比べて微妙に褐色を帯び、斑紋もやや明瞭に現れる。
● 同一個体 ・・・ 写真2・3 写真11・13
● ♂♀判別点 ・・・ 斑→斑紋
大阪府東大阪市 | 2005/6/9 | 8:19 | ♀ | 葉上で開翅 |
京都府相楽郡 | 2005/6/9 | 12:43 | ♂ | 葉上で閉翅 |
岡山県新見市 | 2005/6/16 | 8:16 | ♂ | 葉上で開翅 |
岡山県新見市 | 2007/6/20 | 8:16 | 葉上で閉翅 | |
岡山県新見市 | 2011/6/17 | 9:26 | ♂ | 葉上で開翅 |
岡山県新見市 | 2015/6/12 | 7:28 | ♂ | 葉上で開翅 |
滋賀県高島市 | 2017/6/15 | 6:17 | ♂ | 葉上で開翅 |
岡山県新見市 | 2017/6/20 | 9:03 | ♂ | 葉上で開翅 |
北海道小樽市 | 2018/7/17 | 14:38 | ♂ | 葉上で閉翅 |
滋賀県高島市 | 2022/6/15 | 11:50 | ♀ | 葉上で開翅 |
青森県つがる市 | 2022/6/28 | 12:19 | ♂ | 葉上で開翅 |
など |