ミヤマカラスアゲハ

Papilio maackii



1. 長野県諏訪郡 2020/8/5 13:23 夏型♂ 前

2. 京都府綴喜郡 2022/4/27 12:25 春型♂ 前

 国内で見られる蝶のなかでも美しさではトップクラスだと思う。 翅全体がギラギラしているのではなく、グラデーションが絶妙な蝶。



3. 長崎県対馬 2011/9/21 15:39 夏型♀ 前

 カラスアゲハよりもやや局地的な分布になるものの、北海道から屋久島にかけて広範囲で見られる。 名前にミヤマと付くが、自宅近郊ではとくに深山にいるという印象はない。



4. 京都府京都市 2009/5/18 16:04 春型♂ 前

 夕刻、谷筋の林道へ吸水に集まっていた♂。 飛翔時の翅表を狙ってみた。



5. 京都府綴喜郡 2022/5/5 10:01 春型♂ 前 (観)

6. 北海道紋別郡 2021/6/23 11:09 春型♂ 前

 後翅のブルーが広がった美しい個体。



7. 長野県木曽郡 2010/7/31 9:22 夏型♂ 前

8. 長野県木曽郡 2010/7/31 9:18 夏型♂ 前 (別)

 後翅裏の白帯が消失気味の個体。 春型よりも夏型の方が、また暖地の個体ほど減退する傾向がある。



9. 京都府綴喜郡 2022/4/27 12:25 春型♂ 前

10. 京都府綴喜郡 2022/5/5 10:58 春型♂ 前

 色合いや赤斑の現れ方にも個体変異があって面白い。



11. 北海道河西郡 2023/5/18 15:41 春型♂ 前

12. 山口県萩市 2023/8/28 9:42 夏型♂ 前


13. 北海道帯広市 2006/5/27 13:55 春型♀ 前

14. 長野県松本市 2010/7/27 15:15 夏型♀ 前  夏型は春型に比べて翅表の明色帯の発達が弱い。


15. 京都府京都市 2015/5/18 13:29 春型♀ 前

16. 京都府京都市 2015/5/18 13:29 春型♀ 前 (別)


17. 徳島県海部郡 2021/8/31 10:02 夏型♂ 前 (別)  獣糞の近くに降りて吸水する♂。

18. 北海道紋別郡 2021/6/23 11:09 春型♂ 前 (別)  翅表に目を奪われがちだが、翅裏の白帯がハッキリしていると裏も見映えがして美しい。


19. 長野県木曽郡 2017/8/17 10:34 夏型♂ 前 (別)

 カラスアゲハを採るのが幼少期の憧れで、小学生の時に信州で初採集。 時を経て大学生になり、原付で走っている時に再びカラスアゲハを見つけ、近所にもいる事を知ってビックリ。 すでに補虫網は処分していたため、慌ててカメラを取りに帰って撮った写真が、蝶撮影の第1枚目となった。 しかし、その写真はとてもここには載せられない写り具合で、また、後に改めて同定してみるとカラスアゲハではなく本種だった。


〜 補足データ 〜

● 同一個体 ・・・ 写真2・9 写真6・18 写真15・16
● ♂♀判別点 ・・・ 前→前翅性標


〜 主な撮影記録 〜
京都府宇治市1992/8/27夏型♂地面で吸水
京都府宇治市1995/9/12夏型♀吸蜜:クサギ
北海道帯広市2006/5/2713:55春型♀吸蜜:タンポポ類
長崎県対馬2006/9/159:05夏型♂吸蜜:ハナトラノオ
京都府京都市2009/5/1816:04春型♂飛翔
長野県松本市2010/7/2715:15夏型♀訪花:イケマ
長野県木曽郡2010/7/319:18夏型♂吸蜜:アザミ類
北海道帯広市2011/5/2214:48春型♀飛翔
長崎県対馬2011/9/2115:39夏型♀吸蜜:ヒガンバナ
新潟県糸魚川市2015/5/512:41春型♂地面で吸水
京都府京都市2015/5/1813:29春型♀吸蜜:タニウツギ
長野県木曽郡2017/8/1710:34夏型♂吸蜜:コオニユリ
長野県諏訪郡2020/8/513:23夏型♂訪花:エゾカワラナデシコ
北海道紋別郡2021/6/2311:09春型♂吸蜜:アザミ類
長野県木曽郡2021/8/1213:12夏型♂吸蜜:ヤブカンゾウ
徳島県海部郡2021/8/3110:02夏型♂地面で吸水
京都府綴喜郡2022/4/2712:25春型♂吸蜜:ツツジ類
京都府京都市2022/5/1913:29春型♂吸蜜:タニウツギ
北海道河西郡2023/5/1815:41春型♂飛翔
山口県萩市2023/8/289:42夏型♂飛翔
など

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