2024.4.20
今春、近所の堤防ではモンキチョウとベニシジミを過去で一番早い時期に目撃しました。
逆にジャコウアゲハは今月16日になってようやく姿を見せ始め、近年では一番遅かった感じです。
これから出てくる蝶がどうなるのか時期が読みにくそうです。
ところで、載せるほどのネタか迷いましたが、今年撮った微妙に変な蝶を並べてみます。
翅が傷んでいるのかなと思いましたが、前翅の一部が白化した鱗粉不全個体のようです。
これも翅の一部が白化している個体。 せめて翅の半分が白化してくれると嬉しいところ。
翅が少し傷んでいますが、これも一部が白化している感じ。
まぁ、6日間に3頭の一部白化個体と出会うこと自体、珍しいことかもしれません。
しかし、1頭でいいので全体が白化した個体を撮りたかった・・
あと、せっかく更新する気になったので、ついでにモンキの変異個体も載せてしまいます。
この日は多くのモンキが飛び交っていて、すべて撮影チェックしていられないので、目視で違和感のある個体だけにカメラを向けていました。 低温期の特徴がよく現れたイケメン個体です。
イケメンの次は超ブサイク。
というか何やこれ・・グチャグチャ型?
水溜まりでバタフライしてきた?
これは一番上の一部鱗粉不全の逆で、一部を除いたほとんどが鱗粉不全の個体だと思われます。
スレた個体は嫌ほど見てきましたが、スレてこうなったとは思えない状態です。
最後は均一に鱗粉が少ない透け気味の個体で、これもスレたものではなさそうです。
バックの草むらが緑なので、やや翅が緑がかったようにも感じられます。
今回の記事で載せたモンキはすべて展翅しているので、またシーズンオフに標本を紹介できればと思っています。
さて、近所の春モンキもピークを過ぎたので、またどこかへお出かけしたいところです。
2024.6.25
蝶のシーズン真っ只中なのに久々の更新になりました。
この間、体調や天候がすぐれなかったりして遠征に出られず、近所をウロチョロしているだけでした。
しかし6月後半になって、ここまでの不調を払拭するような出会いがあったので速報的に載せることにします。
本当はこの日、北海道の雪渓上を歩いているはずでしたが、天候不良の予報でキャンセル。 いい風が吹き続けている八重山へ行先を変更しました。 前日夜に那覇へ入り、早朝から日帰りで与那国へ。
迷蝶として記録は少なくないものの、これまで何十回と八重山へ通っても目撃すらできていなかった蝶。 フィリピンから飛来したものと思われます。
同一個体の開翅。 しばらく花で吸蜜したり、葉上に止まったりしていましたが、地上3メートルほどの高さから下へは降りて来ず。 やがて葉裏でじっと静止してしまったため、翅表を上から撮るのをあきらめてネットしました。
これは別個体。 同じく高さのある木の花に来ていました。
なんとか翅表を捉えようと飛翔を撮ってみましたが、やはり翅は傷んでいました。
フィリピン方面からは別の蝶も入っています。
これも南からやってくる定番の迷蝶。 私が島へ入る数日前には多くの個体が記録されたようです。
余談になりますが、与那国空港のレストランの雰囲気が少し変わったんですね。 ちょっとオシャレになったというか・・ 今回は日帰りでしたが、素泊まりの宿が多くて夕食をどうするか悩むところ。18:30まで営業と書いてあったので使えそうです。 唐揚げ定食で1400円は高く感じますが、"竜田揚げプレート" と書いてあるので、そんなもんか・・と思えるかもしれません(笑)。 味噌汁ではなくオニオンスープ付です。
今回の与那国行きは、急遽でしたが溜めていたマイルを活かせました。 また、レンタカーの空きが無かったため、初めてバイクで島を回りましたが、それが吉と出ました。 車からの視界では2頭のイワサキコノハは目に入らなかったかもしれません。 これからはバイクで探索しようかなと思っています。 でも、スコール降ったらイヤかな・・