2020.1.7
2020年が明けました。
昨シーズンの総括も、部屋の掃除もしないまま(笑
年末年始はWワークで、元旦は職場で作業をしながら日の出を迎えました。
今年はいい年になりますように・・
さて、今年も写真ネタはモンキからスタートです。
2019年に撮影チェック&ネットした全29個体の標本を集合写真で載せてみます。
上3段が♂、下3段が♀で、すべて近所の堤防(京都府城陽市〜久御山町)でネットした個体です。
一昨年よりも変異のグレードが高いものや、新しい変異タイプのものを意識してネットしたので、数は減りました。
個々の写真は次回以降、または「モンキチョウの変異」のページで載せようと思います。
4段目の右の3個体は、白色型と黄色型の中間型と言いたいところですが、やっぱり黄色がかった白色型というのが妥当な感じですね。
今年も引き続きモンキチェックは続けますが、悲願になりつつある新規種の追加も諦めるわけにはいきません。
HPの更新は滞りがちになっても、活動は続けていきます。
今年もよろしくお願いいたします。
2020.4.14
ここ10年ほど狙い続けている春の迷シジミ、今年は当たり年のようで、ようやくゲットできるかなと思っていましたが・・
出発前日の緊急事態宣言、そして八重山の来島自粛要請、帰りの便の欠航、で、あえなくキャンセルしました。
ここまで迷シジミと相性が悪いなんて、もう笑うしかありませんな(笑笑)
やってられないので、浮いた遠征費でスマホを買ってやりました。
普段、スマホの必要性はほとんど感じませんが、遠征中は航空会社のHPや天候など確認したい場合があります。
そのためだけに持つのを今までためらっていたのですが、格安スマホの最安プランで月々2178円なら、まぁ持っておいてもいいかなと・・
そう言いながら、スマホを手放せない人間の一人になっていくのかもしれませんね。
さて、もう4月も半ばですから、そろそろ蝶の生態写真を一枚くらい載せておきましょう。 とはいっても、近所の堤防で撮ったモンキくらいしかネタはありませんが。
今春、現時点でチェック&ネットしたのは2頭のみ。 まだチェック3年目ですが、ネットするほど個性的なモンキは、なかなか見られなくなってきました。 写真の個体は前翅黒紋が消失傾向で、橙紋も現れていないタイプです。
連日、堤防でモンキを追いかけるのも飽きてきますが、今、安全に外出できるのは近所の堤防くらい。 早く八重山で日焼けしたいもんです。
2020.6.21
2017年の秋から、マイカーを手放してフライト遠征を増やす方針で活動してきましたが、今シーズンはそのスタイルが裏目に出ています。 本年5発目のフライト遠征もキャンセルしました。 こうなると遠征資金は温存できても、ストレスは溜まる一方。 このままでは、スマホに続いて車まで衝動買いしてしまいそう・・・
いや、ここはグッとこらえて、レンタカーで出かけることにしましょう。 行先は3年振りに訪れるA級グルメのまちです。
お隣の真庭市にはB級グルメでグランプリを獲った「ひるぜん焼きそば」がありますから、対抗するという感じでしょうか。
現地では看板の写真をよく見ていませんでしたが、帰ってから調べてみると、肉の上の写真はキャビアでした。
この地域でチョウザメの養殖をしているとは、ちょっと意外です。
しかし私の場合、頭ではA級グルメに憧れても、舌はB級グルメで喜ぶんですよね。(笑
ネコ舌ではありませんが、エコ舌なんです。
ところで、蝶の方ですが、ゼフィルス類は少ない印象で、大量のテングチョウにうんざりでした。 一日に軽く千頭以上のテングを叩き出したと思われます。 栗の花を揺すればホコリのようにテングが舞い上がります。 今思えば、なぜその写真を撮らなかったんだろう・・
一応、ゼフィルスを一枚。 本種は細かい傷でも目立ってしまいますね。 欲を言えばキリがありませんが、だからキリなく楽しめるのも蝶の撮影のいいところです。
2020.7.5
前回の記事の看板に続いて、今回は海岸をスマホで撮ってみました。 4月に購入して最初の2,3日はよく触っていたスマホも、以降は放置状態ですが、気軽にこれだけの写真が撮れるのはいいですね。
私にとってスマホは、携帯電話ではなく携帯カメラとして持つ意味がありそうです。
それにしても、こんなにキレイな海岸なのに、毎回ほとんど人がいないのは離島ならではの光景かもしれません。
今回も、山行きの格好をした中年男、ビーチを独り占め。(笑
さて、観光しに行ったわけではないので、もったいぶるのはこれくらいにして、台湾からの迷蝶3種の写真を載せます。
昨年に続いてウスコモンを見つけました。 吸蜜にこだわっており、余裕をもって撮影。
本種と出会ったのは12年振り3頭目で、♀は初撮影。
台湾亜種なのでホリシャルリマダラとも呼ばれます。
上のルリマダラと比べると、こちらの方が明らかに小さいです。
ところで、本種の撮影に成功したことで、久々に撮影種が一種増加しました。
八重山遠征は28連敗でついに脱出。
あぁ、長かった・・。
2020.7.14
春からフライト遠征はキャンセル続きでしたが、じつは八重山へのフライトを皮切りに3週連続で飛んでおりました。
八重山に続いて向かったのは陸中。
一昨年からの、「年に一度は訪れたことのない地域へ飛んで蝶を撮ろう」の第3弾です。
ちなみに第1弾は宮古島、第2弾は福岡でした。
写真は、帰りの仙台空港で撮ったポスターです。
他に景色とか撮るものは無かったんか?と思われそうですが、盛岡に滞在中、ずっと天気が悪かったんですよね・・。
最終日も雨で活動できず、帰路の途中で目にした「中尊寺」の標識から、昔の受験用知識、「金色堂」が浮かんだので見ておきたいと立ち寄りました。
しかし「金色堂」自体、今はコンクリートのお堂で覆われており、やはり内部は撮影NG。
仏像ともソーシャルディスタンスをとって拝観しただけでした。
さて、スマホでスナップ写真を撮るようになってから前置きが長くなっていますが、ここからは蝶の写真です。
訪れたことのない地域で蝶を撮るとは言っても、一応ターゲットがあった方が面白いので、亜種や地域変異のある蝶がいる地域を選ぶことになります。 しかし、このホシミスジ(北上山地亜種)は地元の個体とどう違うのか私にはよく分かりません。
ターゲットではありませんでしたが一枚。 初めて訪れる地域では、普通種や既撮影種であってもカメラを向ける楽しみがあります。
何気なく撮ったコジャノメですが、帰ってから図鑑で調べてみると、この地域が分布北限らしく東北北部では稀なもののようです。 ちょっと得した気分。
他にもツマジロウラジャノメやヒョウモンチョウなど、天候が悪かったとはいえ、薄曇りになった時には地元に居ない蝶がなんやかんや撮れて楽しめました。 今回見られなかったフタスジチョウや、ゼフィルスを狙うのも面白そうで、陸中にはまたいつか再訪することになりそうです。