ゴマシジミ

Maculinea teleius


関東・中部亜種 kazamoto


1. 長野県松本市 2010/8/9 9:45 ♂ 脚 (別)

2. 長野県松本市 2010/8/9 10:23

 地域により斑紋の変異に富む蝶。 地元関西には生息していないが、北海道から九州まで分布は散在している。 生息地が減少している草原性の蝶のひとつ。



3. 長野県松本市 2010/8/9 9:19

 青い個体に混ざってこのような黒い個体も飛んでいた。 地域変異だけでなく個体変異も多い。



4. 長野県松本市 2010/8/9 10:31  食草ワレモコウで吸蜜。

5. 長野県松本市 2010/8/9 9:07


6. 長野県松本市 2010/8/9 9:12 左♀・右♂ 脚 (別)

7. 長野県松本市 2008/8/18 13:30 ♀ 産 (観)  ワレモコウに産卵中の♀。

中部高地帯亜種 hosonoi


8. 岐阜県大野郡 2016/8/4 11:09 ♂ 脚 (拡)

 ”山ゴマ”と呼ばれるゴマシジミ。 翅が暗化しており、中部高地帯亜種として区別されている。



9. 岐阜県大野郡 2016/8/4 11:06 ♂ 脚 (別)

10. 岐阜県大野郡 2016/8/4 11:27 ♀ 脚 (拡)  食草カライトソウに止まる♀。

11. 岐阜県大野郡 2016/8/4 11:20 ♀ 脚 (別)

北海道・東北亜種 ogumae


12. 北海道苫小牧市 2019/8/8 8:28 ♂ 交 (採)

13. 北海道苫小牧市 2019/8/6 15:20 ♀ 産 (観)

14. 北海道根室市 2023/7/19 14:50  北海道東部のものは青色部が広く、また黒斑が減退している。


15. 北海道河東郡 2019/8/7 14:20 ♂ 交 (採)  食草ナガボノシロワレモコウで吸蜜。

16. 北海道苫小牧市 2019/8/6 14:23 ♀ 産 (観)  ナガボノシロワレモコウに産卵中の♀。

中国・九州亜種 daisensis


17. 岡山県真庭市 2023/8/9 9:26 ♂ 脚 (拡)

18. 岡山県真庭市 2023/8/9 9:26 ♂ 脚 (別)

19. 鳥取県日野郡 1996/8/18 左♀・右♂ 腹 (拡)  右の♂はとても小さい。 単独で止まっていたら、ヤマトシジミと見間違いそう。


20. 岡山県真庭市 2010/8/5 11:54

 当初は姿を見てもなかなか開翅を撮れなかった蝶。 ゴマに向かって ”開け” と念じながら、どこかで聞いたセリフはまさかこの事ではないわな・・と少し笑ってしまった。


〜 補足データ 〜

● 同一個体 ・・・ 写真8・9 写真10・11 写真17・18
● ♂♀判別点 ・・・ 脚→前脚ふ節、交→交尾器、産→産卵、腹→腹端


〜 主な撮影記録 〜
鳥取県日野郡1996/8/18交尾
長野県松本市2007/8/911:55葉上で閉翅
長野県松本市2007/8/169:14吸蜜:ワレモコウ
長野県松本市2008/8/1813:30産卵
岡山県真庭市2010/8/511:54吸蜜:ワレモコウ
長野県松本市2010/8/99:45葉上で開翅
岐阜県大野郡2016/8/411:09吸蜜:イワショウブ
岐阜県大野郡2016/8/411:21吸蜜:カライトソウ
北海道河東郡2019/8/714:20吸蜜:ナガボノシロワレモコウ
北海道苫小牧市2019/8/88:28葉上で開翅
北海道厚岸郡2023/7/199:42産卵
北海道根室市2023/7/1914:50葉上で開翅
岡山県真庭市2023/8/99:26飛翔
など

次の種類 ( オオゴマシジミ ) へ進む →
← 前の種類 ( カバイロシジミ ) へ戻る
シジミチョウ科の一覧へ戻る