気まぐれアルバム


  2024.4.20

 今春、近所の堤防ではモンキチョウとベニシジミを過去で一番早い時期に目撃しました。 逆にジャコウアゲハは今月16日になってようやく姿を見せ始め、近年では一番遅かった感じです。 これから出てくる蝶がどうなるのか時期が読みにくそうです。
 ところで、載せるほどのネタか迷いましたが、今年撮った微妙に変な蝶を並べてみます。


モンキチョウ(♀) 2024.3.27 京都府城陽市

 翅が傷んでいるのかなと思いましたが、前翅の一部が白化した鱗粉不全個体のようです。


ベニシジミ 2024.3.28 京都府城陽市

 これも翅の一部が白化している個体。 せめて翅の半分が白化してくれると嬉しいところ。


ツマグロヒョウモン(♂) 2024.4.1 沖縄県石垣島

 翅が少し傷んでいますが、これも一部が白化している感じ。
まぁ、6日間に3頭の一部白化個体と出会うこと自体、珍しいことかもしれません。 しかし、1頭でいいので全体が白化した個体を撮りたかった・・

 あと、せっかく更新する気になったので、ついでにモンキの変異個体も載せてしまいます。


モンキチョウ(♂) 2024.4.7 京都府城陽市

 この日は多くのモンキが飛び交っていて、すべて撮影チェックしていられないので、目視で違和感のある個体だけにカメラを向けていました。 低温期の特徴がよく現れたイケメン個体です。


モンキチョウ(♂) 2024.4.7 京都府城陽市

 イケメンの次は超ブサイク。 というか何やこれ・・グチャグチャ型? 水溜まりでバタフライしてきた?
 これは一番上の一部鱗粉不全の逆で、一部を除いたほとんどが鱗粉不全の個体だと思われます。 スレた個体は嫌ほど見てきましたが、スレてこうなったとは思えない状態です。


モンキチョウ(♂) 2024.4.12 京都府城陽市

 最後は均一に鱗粉が少ない透け気味の個体で、これもスレたものではなさそうです。 バックの草むらが緑なので、やや翅が緑がかったようにも感じられます。
 今回の記事で載せたモンキはすべて展翅しているので、またシーズンオフに標本を紹介できればと思っています。

 さて、近所の春モンキもピークを過ぎたので、またどこかへお出かけしたいところです。


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